26 Pentremites godni and Fenestella　　
　　石炭紀で産地不明
　　海ツボミの種名はPentremites godniペントレミテスゴドニイ
　　コケ虫Fenestellaフェネステラが附着 （ヤフーオークションで購入）

　産地不明ですが、おそらくはアメリカのイリノイ州あたりだと思います。海ツボミはこれ以上ない鮮明な物で完全体で、種名はPentremites godniペントレミテスゴドニイです。ウミツボミは、シルル紀からペルム紀にかけて繁栄した棘皮動物で、細かな石灰板が集まって「ほう」とよばれる本体を形成し、｢ほう｣の形が植物のツボミに似ていることからウミツボミの名がつきました。「ほう」の大きさは２センチ前後、断面は５角形をしており「ほう」の外側上方からムチのような指枝(ゆびえだ)を伸ばし、食物となる海中の微少な有機物を集めていたと考えられています。一緒にコケ虫Fenestellaフェネステラが沢山鮮明に附着していて、石炭紀のモデル標本として最適です。