17　Einiosaurus procurvicornis　　
　角竜エイニオサウルス　ケラトプス科セントロサウルス亜科
　ほぼ完全な脊椎骨　A near complete　tail verbra
　Piriod : Cretaceous　中生代白亜紀
　Origin : Hell Creek Formation,East-central Montana,USA 　アメリカ、モンタナ州
　サイズ 長さ：約２２ｃｍ　幅　約２１ｃｍ（ヤフーオークションで購入）

　当博物館の目玉です。北米、モンタナ州の白亜紀層から発見された有名な巨大角竜（トリケラトプスなどの仲間）、エイニオサウルス類のたいへん高品位な尾部脊椎骨です。 名前がきちんとわかっている恐竜の骨としてはトップグレードの品質と言えると思います。接合復元は当然ありますが、樹脂やセメント、石膏などによる補修はありません。ほとんどすべてオリジナルの骨、しかも素晴らしい質感と重みがあります。
　この恐竜は角竜のなかでもユニークな位置を占めるとされ、牛のような身体をもち（学名は野牛のようなトカゲ、を意味します）、最大５ｍ程度になったと推定されています。発見された頭骨の一部から全体像が推定されているのですが、同じ角竜のトリケラトプスなどとは異なり、鼻上の角が地面に向かって垂れ下がって生えているのが何よりの特徴です。