１　Asaphus kowalewskii 　　
　Middle Ordovician (オルドビス紀中期) ロシア
　【本体】 約縦: 5.5cm (直線測定/眼を含まず)×幅3.5cm
　【母岩】 約縦12cm×横12cm （ヤフーオークションで購入）

　「一体これは何なんだ。」初めてネットで目にしたときの偽らざる感想です。
　Ｄｒスランプのがっちゃんのような触角、人間の肌のような風合い、今にも動き出しそうな蛇腹、まさに小さな宇宙人です。それにしてもロシアの三葉虫はなぜラクダ色なんでしょうか。長い眼軸は堆積物が積もった海の底での視界を確保するために進化したと考えられているようです。平均的サイズで表面状態もきれいな平らな標本です。我が家ではアサフス・コワレウスキイという学名にちなんで「コワちゃん」と呼ばれています。